5. 品番設定

このページの設定完了時間の目安はおよそ10分です。

注釈

取付予定の設備で生産している品番をiXacsモニターに登録することができます。 設備から取ったデータを生産した品番ごとに記録することで、 * 品番ごとの実績集計 * 品番ごとのデータの傾向 * 同一品番を生産する設備ごとの能力の違い などを分析し可視化できるようになります。

5.1 品番と各設定値の関連について

品番と製造ラインの関連は下記2パターンに分類できます。
(1)工程は同じだが製造ラインが異なる
(2)工程が異なる
このため1つの品番が複数の製造ラインに紐づくことがあり
それぞれCT設定が異なることがあります。
関連パターンの例
(1)工程は同じだが製造ラインが異なる
 品番 11020 溶接1号機 CT10秒
 品番 11020 溶接2号機 CT15秒
(2)工程が異なる
品番 11020 切削1号機 CT22秒
../_images/品番_1-3.png

品番と製造ラインの関連を洗い出すと下図の様になります。

../_images/品番_1.png

5.2 設定順序について

①品番をモニターに登録します。
表示例
../_images/品番_1-1.png

②また、同じ品番でも製造ラインが異なると工程や設備の能力が異なるので

製造ライン 溶接1号機の11020は設定CT10秒
製造ライン 溶接2号機の11020は設定CT15秒
のように設定を行います。

表示例

../_images/品番_1-2.png

上図単語詳細説明はこちら: 単語説明

5.3 品番を登録します

まずは品番をiXacsモニターに登録します

(1)設定(工場)をクリックします

../_images/品番_2.png

(2)プルダウンメニューの品番登録をクリックします

../_images/品番_3.png

(3)新規登録をクリックします

../_images/品番_4.png
(4)品番を入力し登録をクリックします
(この例では、3品番 11020 11030 11040 登録しました)
../_images/品番_5.png

(5)登録する品番の数 [3.新規登録をクリックします]と[4.品番を入力し登録をクリックします]を繰り返します

以上で登録完了です。 ※一括して登録することもできます。その場合はこちら(ベストプラクティスのリンク)

5.4 サイクルタイムを登録する

[完成してから品番を登録しますのリンクを貼る]で登録した品番とサイクルタイムなどの情報を設備に紐づけます

(1)設定(工場)をクリックします

../_images/品番_2.png

(2)プルダウンメニューのサイクルタイム(CT)をクリックします

../_images/品番_6.png

(3)新規登録をクリックします

../_images/品番_7.png
(4)品番情報を設定し登録をクリックします
・品番・品名は設定する品番を選択します
・紐づけ先の製造グループを選択します
・紐づけ先の製造ラインを選択します
・設定CTは紐づけ先で製造ラインでのサイクルタイムを入力します
・警告CT閾値を入力します
※警告CT閾値とは設定した値を超えると
稼働状況を自動で設備停止と表示させることができます

警告CT閾値とは: 警告CT閾値

入力例

  • ※品番: 11020

  • 製造グループ: 機械製造部 1課1係

  • 製造ライン: 溶接1号機

  • 設定CT: 10

  • 警告CT閾値: 15

../_images/品番_8.png

登録が完了すると【登録処理が完了しました。】が表示されます。

../_images/品番_12.png
(6)登録する設備の品番の数
5.3 品番を登録します の[3.新規登録をクリックします][4.品番を入力し登録をクリックします]を繰り返します。

以上で登録完了です。