5. あんどんについて(手動停止とセンサーデータの関係)

注釈

停止理由の登録など、稼動状況を手動で切り替えた場合、そこから設備稼働の状態に戻すには以下の二種類の方法があります。 1.手動で切り替える 2.自動で切り替わる この二種類は状況によって使い分けることができますので、使う状況に合わせて設定してみてください。

切り替え方

主な状況

手動

あんどんによる切り替え

調整や立ち上げなどで、本来稼働とみなされていない動きを含むもの」に対してカウントをしたくないときに使う

自動

センサーにより切り替わる

設備停止後、再度動き始めたときに、「設備稼働」に切り替え忘れ、ずっと停止のままになるのを防ぎたいときに使う

※具体的な設定方法につきましては[リンク : 3.手動/自動切り替えをする方法]に記載してあります。

5.1 手動で切り替える

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(1)どんなときに設定する?

調整や立ち上げなどで、「本来稼働とみなされていない動きを含むもの」に対してセンサーデータのカウントをしたくない場合、その停止理由から復帰させるときに、自動ではなく手動で設備稼働に状態切替を行いたい時に設定します。

  • 事例1
    • 段取り替え作業中、調整のため製造ラインを作動させるが、調整中のセンサーデータ及び稼働時間はカウントせず、調整終了後から設備稼働とみなしたい。

  • 事例2
    • 始業時に暖気運転のため製造ラインを作動させるが、運転中のセンサーデータ及び稼働時間はカウントせず、調整終了後から設備稼働とみなしたい。

  • 事例3
    • 製造ラインのメンテナンス時に製造ラインを作動させるが、運転中のセンサーデータ及び稼働時間はカウントせず、調整終了後から設備稼働とみなしたい。

※あんどんの登録方法は<停止理由を登録してみる>リンクを貼ると同じ手順で あんどん項目は[設備稼働]を選択します。

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5.2 自動で切り替わる

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2-1どんなときに設定する?

設備停止の後、停止理由の登録を行い、製造ラインが復帰したときに、
「設備稼働」に切り替え忘れ、ずっと停止のままになるのを防ぎたいときに使う
※復帰作業中に調整等で製造ラインを作動させる場合、
 センサーデータをカウントしてしまうのでご注意ください
  • 事例1
    • 段取り替え終了後、「設備稼働」に切り替え忘れを防止するため

    センサーデータを受信した時点で設備稼働とみなしたい。

  • 事例2
    • 始業時、「設備稼働」に切り替え忘れを防止するため

    センサーデータを受信した時点で設備稼働とみなしたい。

  • 事例3
    • 終業前に停止理由の登録、その後、急な追加注文などで製造ラインを再稼働させることがあるが「設備稼働」に切り替え忘れることが多いため、センサーデータを受信した時点で設備稼働とみなしたい。

5.3 手動/自動切り替えを設定する方法

(1)設定(工場)をクリックします。

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(2)プルダウンメニューのあんどん切替設定をクリックします。 ※あんどん切替設定はベストプラティクス<リンクを貼りつけ>をご参照ください

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(3)編集するあんどん切替設定名の【 】詳細アイコンをクリックします。 (ここではデフォルトの詳細アイコンをクリックします)

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(4)あんどん状態一覧編集を設定をクリックします。

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(5)編集する表示文字列の【 】編集アイコンをクリックします。  (ここでは手動停止の詳細アイコンをクリックします)

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(6)信号受信時自動稼働判定を【要】また【否】に切替え設定をクリックします。
 信号受信時自動稼働判定が【否】で
 センサーデータを受信した場合、センサーデータをカウントしません。
 設備稼働へあんどん切り替えが必要です。
 信号受信時自動稼働判定が【要】で
 センサーデータを受信した場合、センサーデータはカウントされ、
 設備稼働に自動で切り替わります。
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以上で設定完了です